ニュースレター配信サービスを3社調べたら、全部同じ壁にぶつかった話(解決編は次回)


記事#1で書いた通り、このブログの新着記事はKit(旧ConvertKit)というサービスのRSS自動配信機能で、購読者にメール配信されるようにしてある。ブログを更新するだけで、Kitが自動でメールを組んで送ってくれる、地味に便利な仕組み。

ただこれ、実は最初からちょっとした時限爆弾を抱えていた。今回はその爆弾の中身と、まだ解決してない現在地の話。

無料のはずが、実はトライアル中だった

Kitのアカウントを作ったとき、カード情報は登録せずに始めた。てっきりそのまま無料で使えるものだと思っていたら、実は14日間のトライアル期間で、期間が終わると自動的に無料の「Newsletter」プランに切り替わる仕組みだった。

トライアル終了は8月10日前後。なので、今のうちに「無料プランになった後も、今の自動配信は動き続けるのか」を確認しておくことにした。

調べたら、無料プランにはRSS配信自体が無かった

結論から言うと、良くない知らせだった。Kitの無料プランには、そもそもRSS自動配信の機能自体が含まれていない。この機能は月額$33〜39からの有料「Creator」プランの限定機能で、無料プランは自動化1本までという別の制限しかない。

つまり8月10日を過ぎたら、今動いてる自動配信は止まる可能性が高い。

じゃあ他社は、と思って2社調べたら

Kitがダメなら他のサービスはどうかと思って、MailerLiteとButtondownという2つのメール配信サービスを調べてみた。

MailerLiteは、無料プランでRSSキャンペーン機能自体が使えない。これはKitと全く同じ制限だった。

Buttondownは最初、検索結果の要約を見て「無料プランのコア機能に含まれてる」という情報が出てきて、一瞬「これだ」と思った。ただ念のため公式の料金ページを直接確認したら、実際はRSS-to-email機能は月$9の有料アドオンだった。検索結果の要約だけを信じて突っ走らなくて良かった、と思う瞬間だった。

結局、調べた3社とも、同じ場所(RSS自動配信)に同じ有料の壁があった。

課金するかどうか、答えは決まってた

じゃあ大人しく月額課金するか、という話も出たけど、これはすぐに却下した。理由は単純で、この事業(Tsugumi Online)自体、まだちゃんとした試算表すら作れていない段階。売上の見通しも立ってないところに、月々の固定費を積み増すのは筋が悪い。

代わりに選んだのが、無料の仕組みを自分たちで組む方向。すでにプライスチェックAIという別の商材で、Resend(メール配信サービス)とCloudflare Workerを組み合わせた仕組みを一度作った実績がある。それを応用すれば、外部サービスに課金せずに同じことができるはず、という見立て。

ただし、これは単に送信手段を差し替えるだけでは終わらない。今Kitが裏側でやってくれている購読者の管理や、配信停止リンクの処理なんかも、全部自分たちで作り直す必要がある。思ってたより範囲は広い。

今回はここまで

トライアルが終わるまでまだ少し余裕があるので、着手は8月9日を予定している。今回は「壁にぶつかって、方針を決めた」ところまで。実際に手を動かして解決した話は、また次回書く。

無料で使えると思ってたものが実は期限付きだった、というのは、多分このブログを含めていろんなSaaSでよくある話だと思う。次はちゃんと「直った」報告ができるようにしたい。